今回は社会保険労務士の山崎妙子先生のご紹介をさせていただきます。
山崎先生とは東京沖縄県人会の理事として一緒に活動させていただいたご縁で「経営者の右腕」にご参加いただきました。
ー社会保険労務士を目指した経緯と独立のきっかけについて教えてください。
社会保険労務士の存在を知ったのはスポーツクラブの会員さんから「あなた、社会保険労務士が合っているわよ」と言われた時です。
最初「何、その保険屋の回し者みたいな資格…」と思ってしまいました(笑)。
当時はネット検索などという文明の利器は無く、全く興味もなかったので本屋で調べることもせず放置していました。
スポーツクラブを退職後、繋ぎでバイト求人誌に社会保険労務士の事務所を見つけました。
「あの時、会員さんが仰っていた社会保険労務士だ」と何気なく応募し実際に働いたところ、まさに私がやりたい仕事だったのです。
というのも法学部出身ということで、よく知人・友人に労働問題の相談をされていて「労働者を助けられるのはこれだ‼️」と思い、長い受験勉強の日々に突入しました
合格は2007年。すぐに開業するのが夢でしたが、マンションを購入したばかりの上、定期的に入る給料生活のぬるま湯。
また会社の人間関係が非常に良く仕事も楽しかったので、ずるずると会社員を続けてしまいました。
しかしその楽しかった環境から部署異動を命じられ、これが良い機会だと思い2019年4月に「やまさき事務所」を開業し現在に至ります。
ー山崎先生の社会保険労務士としての特徴はありますか?
私は社会保険労務士になる前にスポーツクラブや区の施設でスポーツトレーナーとして勤務していました。健診業界での経験もあり健康の大切さを痛感しました。
そのようなことから社長を始め従業員、またその家族の健康が企業の成長に繋がることを確信しています。
顧問先では従業員の健康診断の結果が思わしくない方には面談にて運動指導を行い、さらに従業員自身に次の目標を立てて頂くので、他の社労士とは少々変わっているかもしれません。
因みに肩こり、腰痛の経済的損失は3兆円と言われています。
また、未だに年功序列のままの賃金体系で放置する事がどれだけ会社の損失になるか。昔のように企業に対する帰属意識が低い世代が増えた中での年功序列だと良い人材の確保が難しいです。
加齢に寄るコストパフォーマンスの変化は見逃せません。そう言ったことから職務分析に力を入れ、企業の環境改善を行なっています。
ー健康管理がすべての基礎ですよね。企業向けに健康経営セミナーも実施されているんですね。
健康的に働ける職場が多くなることで、そこで働く社会人が安心して生活できる環境を作ることができます。その結果、日本全体の活力の向上にもつながると考えています。
また従業員が健康的に働けるようになることで企業の労働生産性が向上しますので、健康経営を推進することは企業、従業員ともにメリットがあります。
健康経営の取り組みを促進するための制度として健康経営優良法人認定制度というものがあります。
健康経営に取り組んでいる企業に対して与えられる認定で、これは企業のイメージアップなどにつながります。
健康経営優良法人認定制度の詳細はこちらを参照ください。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
弊所で取り組んでいるのは従業員の方との面談を通して「健康が企業の成長に大きく関係する」と知っていただくこと。
そして職務分析をすることで作業の効率化、賃金制度、人事制度の構築を実現し、無駄な経費を抑えて企業の生産性を向上させることです。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
働く人も企業も健康になる取り組み、素敵ですね。山崎先生にご相談したい方、お気軽にお問い合わせください。
【HP】https://yamasaki-sr-office.com/
【Twitter】https://twitter.com/taryan5963